考えるのはおいしいもの食べてから

弾けるネガティブとミーハーアクティブの毎日を

子どもに携わる仕事として、放課後等児童デイサービスという場所がある

おはようございます、ながもちです。

わたしはとある児童デイサービスで働いています。

ところで、放課後等児童デイサービスという場所をご存知ですか?
この職につくまで、つまり大学を卒業するまで、わたしは知りませんでした。
おもに支援を必要とする子を対象とした、学校が終わった後の放課後の時間を過ごす場所を提供している事業です。
専門的な知識がないと、門もくぐれないのでは……(なんのだよ、とは敷居的な感覚です)と当時の自分は感じてはいましたが、いま振り返ってみるとそうでもないなー、と思ったので、こんな記事を書いてみました。

専門知識や資格が優遇されていることは事実であり、大きな強みになるのですが、それよりなにより大事なことは、子どもに寄り添えるか、見守りの距離感を意識して対応ができるかです。

それに、ごりごりの専門知識より、現場の職員としては、運転免許があることの方が強いのです。まじで。

わたしですか? 資格も知識も免許もないので職員ヒエラルキーは最下層です。当時の所長はよくこれで採用してくれたなといまだに不思議でしかたないです。

おかげで「せめて勉強しなければ」とひしひし感じて研修会に行ったり、本屋に通ってみたりと危機感だけは抱くようになりました。

 

というわけで今回は、少しでも「児童デイ」とはどんなものかを感じてもらえるように、一日の流れのようなものをつくってみました。


とある放課後等児童デイサービスの流れ

9:30  常勤職員が出勤、事務仕事開始
12:00~ 昼休み、非常勤職員が出勤
13:00  ミーティング、当日の課題の準備
13:30  職員が送迎に出発
14:00~ 子どもが来所、前半の自由時間
16:00  はじめの会、グループ活動開始
16:45  おやつ
17:00  後半の自由時間
17:30  帰りの会、お迎え対応、送迎組は出発
18:00  掃除、課題の片付け
19:00  記録の入力を終えた職員から退勤

 

超ざっくりではありますが、こんな感じです。
この通りにきちっとまわることはほとんどないですけどね。
下校時間が前後しやすい行事前は、自由時間がありすぎて昼寝しちゃう子、トランポリンをひとり占めしてにんまりの子、いろいろです。


中高生になると自力で徒歩や公共機関を使って通ってくる子、下校時間が押せ押せで自由時間がなくなる子、もはやおやつの時間に滑り込み来所する子、などなど、その子によって来所時間は違います。

 

ちなみに送迎は、施設にもよりますが、とあるデイでは4台の車であっちこっちに奔走しています。
免許のない職員はなにをするのか? といいますと、添乗役か、センターで留守番して事務仕事、もしくは先に到着している子どもを見守る係です。クラス終了後は、手が空いた職員から掃除や洗い物など片付けに入ります。

 

職員が動く様子のなんとなくのイメージだけでも伝わりましたら幸いです。